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ストーリー

  (最終更新日:2020.11.17)

【第15幕-番外編】「誰と一緒にいても孤独」そんな私を孤独から救った意外な存在。

「両親から愛されていない」そんな思いをもって育ってきた長女の中には、「誰と一緒にいても孤独」そんな空虚感を持っている人も多いのではなかろうか。かくいう私も中学生位からずっと誰と一緒にいても埋められない孤独を感じていた。今回は、第15幕の番外編として孤独から救われたエピソードを紹介しよう。私を長年の孤独から救い上げてくれたのは、意外な存在だったのだ。

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誰と一緒にいても孤独だった私

【第4幕】更生を決意したのは11歳の新学期。人生最初の転機。」で紹介した通り、小学校3.4年生の頃は「こじらせ暴走期」だったので女の子の友達からも嫌われていた私。

だが、小学校5年生で更生してからは、クラスだけではなく学年という広い範囲で交友関係をもち、仲良くしている女友達は多かった。

だがしかし、中学生くらいから「世界で一斉に2人組になれと言われたら、誰も私とは組まないだろう。」そんな思いにさいなまれるようになる。

「私はあの子のことが好きだけど、あの子にはもっと仲良しに思ってる子がいるんじゃないか。」

1番の仲良しの女の子ができると、必ずこんな思いがムクムクと湧いてきた。

そして、家族の中でも価値観の違いから居場所がないと感じていた私は、この頃から「どうせ私は世界でひとりぼっち」そんな思いを持つようになる。

中学生の頃は、夜な夜なこの感情が原因で一人で泣いていたくらいだ。

さて、表面的には仲のいい女友達がいながらも「孤独」と背中合わせだった私は、不運にも高校3年生の時に「女の裏切り」にあう。

その恐怖から、女の子が怖くて女の子には本音が言えなくなる。

孤独感に拍車がかかったのだ。

ちなみに女の裏切りストーリーは「【第7幕】女の裏切り。私が女友達をつくれなくなったワケ。」をご覧いただきたい。

さて、女の子に本音を言うこともできなくなった私の孤独感は年を重ねるごとに強くなる。

30代に入り「孤独から解放されたい」という思いは、切なる願いとなる。

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 私を孤独から救った一言

34歳になった2014年、「自分探し」の目的で参加した「西洋占星術」の体験講座で、私は長年の「孤独」から一瞬で解放される。

「西洋占星術」の講座の中で、占星術師の先生が放った次のセリフよって、これまでずっと埋められなかった孤独感が一気に消え去ったのだ。

そのセリフとはこうである。

「みなさんは、星に愛されてこの地球に生まれて来たんですよ~。」

おかしな話に聞こえるかもしれないが、この言葉を聞いた瞬間に本気でこう思えたのだ。

「星に愛されてるなら、私って孤独じゃないじゃん!」

そして、ずっともやがかかったように存在していた孤独感が一気に吹き飛んだ。

長年の孤独を「人」で埋めようとしていたことが間違いだったようで、私の孤独を埋めてくれるパートナーは「星」だったのだ。

人は何によって満たされるかは、一般常識では測れないものである。

ちなみに、私はこの講座のおかげで孤独から解放されたのだが、この講座の本来の目的だった「自分を知る」については達成できなかった。

なぜなら、講座中に占星術師の先生がリーディングしてくれた鑑定内容が、どうもかあいまい腑に落ちることが無かったのだ。

むしろ、「そんな人生嫌なんですけど!」と受け入れたくないものだったのだ。

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2回目の占星術鑑定

さて、2014年の西洋占星術講座で、孤独感は払われたが、自分のホロスコープのリーディング内容に納得がいかなかった私は、2015年の3月に別の占星術師から2回目の鑑定を受けることになる。

前回は、「そんな人生嫌なんですけど!」と思ってしまうような鑑定内容だったが、今回は驚くほど納得でき、テンションの上がるものであった。

2015年の3月に2度目の占星術鑑定を受けるまで、私は「自分の中にある明るさと暗さのギャップ」に葛藤を覚えていた。

対外的には明るく楽天的だと思われていた私だったが、中学くらいから夜な夜な人の死などを真剣に考えることもあり、人と会っていない時の私は結構な「根暗」だったので、この明るさと暗さの「どちらが本当の私なのだろう」と悶々としていた。

「自分の性格は、おかしいのかもしれない。」そんな風に思うこともあった。

だがしかし、私は太陽星座がハチャメチャに明るい「おひつじ座」で、月星座がこの世の真実や本質、精神世界や死の世界の探究を好む「さそり座」であるため、明るさと暗さを共存させていると知る。

この事実を知り、はじめてどちらも自分であると分かり心の底から安心した。

「自分の性格は、おかしいのかもしれない。」という不安は不要だったのだ。

その他にも、「もう結婚は諦めるしかないのかな~。」と薄々思っていたのだが、なんと私は「結婚を人生のテーマ」にしていると教えられる。

結婚をテーマに生まれていると、パートナ―シップの学びが深くなり、人より色んな経験をする必要があるため、結婚の難易度が上がることを知ったのだった。

さらに、「【第9幕-後編】19歳、最愛の人を亡くし失意のどん底。そこから私は。」で語ったように、19歳の時から持ち続けていた「罪の意識」からも解放される。

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同じ占星術なのに何が違ったのか

さて、私の誕生日は変わらないのになぜ占星術師によって私の満たされ度が違ったのか。

これは、占星術を学ぶ人には「研究家」「愛好家」「術師」といろんな方いて、「術師」と名乗る人でも目に見えないエネルギーの領域まで動かせる人とそうでない人ががいるからだったのだ。

さらに、占星術は小難しくすることが美徳とされる傾向があり、本来の目的である「その人の本質を伝える」がおろそかになっている部分がある。

また、占星術の知識はあるが鑑定時のアドバイスが、ふわふわぼんやりしていて「で、どうしらいいの?」としか思えない場合もあるのだ。

とにかく、私にとって人生2度目の占星術鑑定をしてくれた占星術師は、「本質」と「エネルギー」の両方を扱える流派だったため、私の心はものすごく満たされたのだった。

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おわりに

心理カウンセラーの方も「孤独の原因」を語ってることが多いですが、その場合の答えは「自分とのつながりが弱い」となることが多いです。

私もこの考えには賛同です。

ただ、自分とのつながりを持っていても孤独から解放されない人は、私のように「星(惑星)」の存在が孤独を埋めてくれる可能性もあります。

特に、太陽星座か月星座が「魚座」や「さそり座」の場合には、その可能性が高いと言えるでしょう。

この2つの星座は、物理的な現実世界の知識だけではこの世界は完成されないことをDNAレベルで知っています。

なので、目に見えない存在やありとあらゆるもののエネルギーの世界も知って、初めてこの世界、この宇宙が完成することを知っているのです。

あなたの太陽星座か月星座が「魚座」や「さそり座」の場合には、「ホロスコープリーディング(占星術鑑定)」や目に見えない世界の学問形而上学の入門編「アデプトプログラム」を早めに受けると心の底からワクワクして安心できる人生が始まるでしょう。

COJILabo.編集長 長女研究家 櫻本稀子(さくらもときこ)

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この記事を書いた人

長女研究家 櫻本稀子
長女研究家 櫻本稀子
1980年4月2日生まれ。スピリチュアル・ビューティーサロン代表。弟が生まれた3歳から「両親から愛されていない」と思い込み、長女をこじらせはじめる。だが、2015年に受講した「アデプトプログラム」をきっかけにたった2年半でこじらせた親子関係を修復。その経験から長女特有の「ネガティブパターン」に気がつく。このパターンを全ての長女が理解すれば「みんながもっと簡単に幸せになれる!」と思い、長女研究家として本サイトCOJILabo.にて長女が幸せになるコツを配信中。→詳しいプロフィールはこちら

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