長女研究家の稀子(きこ)です。親子関係をこじらせた長女のあなたなら「親に愛されず、愛を知らない私が人を愛せる訳がない」そんなことを1度は考えたこがあるのではないだろうか。
親子関係をこじらせて「親から愛されていない」と感じていた過去の私は、お付き合いしていた彼にふられる度に「愛を知らない私はやっぱり人を上手に愛せないのだ」と深刻に落ち込み、好きな人と付き合っている間には、結婚や子育てをイメージするたびに「愛を知らない私に子どもを愛せるのか」と恐怖に震えていた。
さて、現在私は親子関係を克服して「親の愛への勘違い」をしてひとり相撲をしていたことを思い知り、長女研究家として親子関係を大なり小なりこじらせた長女が幸せになるにはどうしたらいいのか日々研究を行なっている。
そして今、「親に愛されなかった」と現在進行形で思っている長女に伝えたいたった1つのことがある。
今回の記事では、そのことについて語っていこうと思う。「親に愛されず、愛を知らない私が人を愛せる訳がない」という苦しみから解き放たれたいと心の底から思っているあなたには、ぜひ最後まで読んでいただきたい。
ただ、ここからあなたにお伝えすることは、決して耳障りの良い、甘ちゃんなことばかりではない。むしろ「耳が痛い!」と感じることも多いかもしれない。だがしかし、いつまでも甘ったれたこじらせ長女でいる限り、本当の幸せなんて手に入らないのだ。
甘ったれたこじらせ長女である限り、役にも立たないセラピーやカウンセリング、薄まったスピリチュアル商品のいいカモになるだけなのだ。そんなの嫌!自分を最高に幸せにする!と本気で思ったら、ぜひ覚悟を決めて最後まで読み進めていただきたい。
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目次
愛情を注がれずに育った子はどうなる?
突然だが、ローマ帝国のフリードリヒ2世が行ったと言われる人体実験をご存じだろうか。
「人間は言葉を教わらないで育つと、どんな言葉を話すようになるのか」という疑問を抱いたフリードリヒ2世が行った実験である。
「今回の記事に何の関係があるの?」と思うかもしれないが、この実験結果こそが、長女研究家として私があなたに伝えたい大切なことに繋がっているのだ。
フリードリヒ2世は、「言葉を教えないと何語を話しだすか」を調べるために人体実験をしたのだが、この実験結果は彼の求める結果ではなく、「愛情を注がれずに育った子どもはどうなるのか」という疑問の答えを導き出すものとなる。
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フリードリヒ2世の人体実験とその結末
フレドリヒ2世は「言葉を教えないと何語を話しだすか」を調べるために、50人の赤ちゃんを集めさせ赤ちゃんを2つのグループに分けて育てさせた。
2つのグループのうち、片方のグループには次の4つのルールを守らせた。
4つのルールとは、「1.目を見てはいけない」「2.笑いかけてはいけない」「3.語りかけてはいけない」「4.ふれあいを一切してはいけない」である。
この4つのルール意外は、もう片方のグループと同じく、お乳をあげたりおしめを変えて育てたのだった。
さて、赤ちゃんたちはどうなったか。
4つのルールの元で面倒を見らてた赤ちゃんは、誰一人として1歳の誕生日を迎えることがなかったそうなのだ。
つまり死んでしまったのだ。
「目を見る」「笑いかける」「語りかける」「ふれあう」これらはすべて「愛情表現」である。
それら全てをしてもらえなかった赤ちゃんが、誰ひとり成長できなかったということは、「愛情を注がれなかった子どもは、大人になれない」のである。
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あなたが今生きているということは
さて、私がなぜフリードリヒ2世の実験を話題にした理由は、もうお気づきだろうか。
この実験を通して、「親に愛されなかった」と感じている長女に知って欲しいことは、あなたが本当に愛を知らないのであれば、あなたは今この世に存在しないということだ。
そして、今回私があなたに伝えたいたった1つのことは、あなたが本当はそこに在った愛を「見逃している」ということである。
「親に愛されていない」と感じている長女の感情やそれまでの人生を紐解いていくと、必ず「愛の思い違い」をして、「被害者意識」が圧倒的に強まってしまっているのだ。
被害者意識で思い込みをしていると、見えるものも見えなくなってしまう。
長女をこじらせ、親を恨んでいた頃の私がまさしくそうだったように。
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親子関係がこじれる最大の原因
さて、親子関係がこじれる時、そこには必ず原因がある。
長女研究家として導き出した親子関係のこじれの最大の原因は、ずばり「コミュニケーション不足」である。
究極的に言ってしまえば、もうこれでしかない。
あなたの親があなたに愛を注がなかったのではなく、「親があなたに与えた愛」と「あなたが欲しい愛」が違っただけなのだ。
そして、それをお互いがしっかり理解できるまで話すこともなく、親は親であなたの幸せを願い愛情を注ぎ、娘のあなたはそれを自分が思う「幸せ」でも「愛」でもないと拒絶をしただけなのだ。
この違いに気がつかないまま長女のあなたは、「愛されていない」と結論付けてしまっているのである。
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実はお互いさま
思い返して欲しいのだが、あなたが「親に愛されていない」と感じはじめたのは、小学生から中学生くらいの時期ではないだろうか。
この頃のあなたには、親の事情も世間や社会の事情もあまり関係ない。
大人からすれば、残酷なまでにピュアでいちずな時期である。
そんなピュアなあなたが考える「幸せ」や「愛」と厳しい社会も知ってしまった親が考える「幸せ」や「愛」に違いが出るのは当然ではないだろうか。
そして、人が何に幸せを感じ、どう愛を表現するかは人それぞれである。
親もあなたが望む「幸せ」や「愛」を理解してなかったかもしれないが、あなたも同じように親が提供できる「幸せ」や「愛」を理解していなかったのではないだろうか。
さらに言うならば、思春期に自分の意向を親に伝えようとしてもうまくいかないことは多々ある。
そんな経験が続くと「言ってもわかってくれない」「わかるはずがない」と最初から決めつけるようになり、あなたから親とのコミュニケーションを絶つようになる。
さらに、長女は「言わなくてもわかってくれるのが愛」という、おかしなルールを自ら作っているために、自分で自分の首を絞めてしまうのだ。
残念ながら、伝えなければ互いを理解するなど不可能に等しいのである。
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見逃した愛に気がつけるか
さて、繰り返しになるが、長女研究家である私がこの記事で長女のあなたに一番伝えたかったことは、「見逃した愛に気がつけるか」が人生を大きく分ける鍵だということ。
あなたが「見逃してしまった愛」に本当の意味で気が付けた時に、あなたの人生は心の底から満たされ、安心で安全な幸せな人生になる。
逆に言うなら、「見逃してしまった愛」に気がつけない限り、「何かを失う恐れ」から本当の意味で解放されることがないのだ。
とはいっても、こじらせ絶頂であれあるほど、そんなこと信じられはしないだろう。
3年前の私も、そんなことを言われてもザワザワして受け入れられなかったと思う。
すぐに、腑に落とすことは無理でも「見逃した愛に気づけるか」これこそが、幸せにつながる最短の道だということを覚えていて欲しい。
本当の意味で満たされ幸せで豊かに暮らす人で、親を憎み続けてる人などいないのだ。
現在豊かさと喜びに満たされてる人たちは、必ずはじめはないと思っていた親の愛に気がつくということを必ずしているのである。
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親を憎み見続ける結末
とはいっても「親が許せない!」「親に謝って欲しい!」「親を恨んでる!」そんな気持ちが、長女をこじらせてる場合には暴走するだろう。
特に「親に愛されていない」と感じている長女なら、多かれ少なかれ、心のどこかで親に憎しみを抱いている。
だが、この「親への憎しみ」というものが、長女が幸せになれない最大の理由である。
なぜなら、親を憎むということは、自らが生まれた大元を否定することとなり、自分を生涯否定し続けることになるからだ。
「自己肯定」、これこそが幸せを生み出すエネルギー源なのである。
自己肯定無くして、真の幸せはありえないのである。
自分の親を「毒親」と罵ってる限り、生涯あなたに真の幸せはおとずれないのだ。
お気をつけあれ。
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親を許すというのも大間違い
さらに言うなら、「親を許す」というのも結局は見下しているだけであって、自分の大元である親を見下してる限り、自らを見下してることとなる。
また、時々「お母さんは頼りないから」とか「私がお母さんの代わり」などと言っている長女を見かけるが、これも結局は親を見下しているのである。
さらに、「あの人と私は違うから」と距離を置くのも相手を認めていると見せかけて、実は見下しているのである。
「憎む」も「許す」も「頼りない」も「距離を置く」のも自己肯定にはつながっていない。
親が注いでくれていたあなたが見逃した愛に気づくというのは、娘として親に守られていたのだと心の底から気がつくことである。
これに気づいた時こそが、真の自己肯定につながり、世界がガラッと変わってしまったかのように満たされて幸せな日々へと人生が変わる瞬間なのだ。
私は、クライアントさんにいつも「大人として対等な立場として親を見るのではなく、娘として親の下に入るということをしてください」と伝えている。
これを理解し実行したクライアントさんは、親の愛に気がつき、人生を変えていっている。
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あなたが幸せでないのは親と無関係
さて、ここまで読み進める中で「耳が痛い!」と思ったことがたくさんあるかもしれないが、もう少し大事なことをお伝えしよう。
大事なこととは、「あなたが幸せでない理由は親ではない」ということ。
またまた、受け入れがたいことを伝えているが、これが真実なので致し方ない。
あなたが自分でお金を稼げる年になっていて、幸せではないと感じているなら、それはあなたが今日までに選択してきたことが間違っていたというだけなのだ。
幸せにつながることを全て選択していれば必ず今は幸せになる。
幸せにつながらないことを選択していれば必ず幸せじゃない現実になる。
この世界は、何を選択し続けたがすべてなのである。
ぜひ、見逃した愛に気がつくことを選択し、あなたの人生が幸せで心から満たされるものになるよう人生を歩んでいただきたい。
見逃した愛に気づくには
ここまで読んだあなたなら、「じゃあ、私は一体何をしたらいいの?」と思っていることだろう。
最後にその辺に触れてこの記事を終えよう。
相手を変えることは決してできない。
だから、あなたが変わっていくことによって「見逃した愛」に気がつくことができるようになる。
先ほども伝えたが、大人として対等な立場として親を見るのではなく、娘として親の下に入り、娘として親に守られていたのだと心の底から気がつくことができた時、「見逃した愛に気づいた」と言える。
そして、それをするにはあなたが日々この世界をどう見ているか、あなたの思考パターンなどをまるっと変えていくことが重要である。
特に、真面目な長女は思い込みが激しく、1つのとらえ方に偏ってしまいがちだからである。
これまでの自分は、まるで偽物だったかのように思えるくらい自分が変わった時、人生は大きく変わる。
私も、過去の自分はいったい何だったんだろう?と思うくらい2年半という時をかけて内側を変えた結果、親子関係をガラッと変えることができた。
24時間365日親が嫌いと思っていた私が、毎日親大好き♥と思っているくらいである。
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お勧めの方法
長女研究家として、こじらせ長女が自分の内面を変えるには、エネルギーレベルで変えてしまうのが手っ取り早いと思っている。
私もあれこれ試してきたが、もうこれしかないと思ってサロンでエネルギーワークを提供している。
ちなみに私は、形而上学(けいじじょうがく)という、古代から受け継がれる目に見えない世界を学び、その学問に基づいたエネルギーワークを人生に取り入れることで、凝り固まった自分の考えから脱却し、親子関係を克服した。
形而上学(けいじじょうがく)の入門講座でもある「アデプトプログラム」を受けていなければ、現在でも親子関係をこじらせ、悲劇のヒロインを演じていたことだろう。
アデプトプログラムは、価値のないものは消えていくこの社会で、8000年もの時を経て今もなお受け継がれている。
最近はこのサイトでアデプトプログラムを知り、受けに来てくれる長女がどんどん人生観を変えている。
こじらせ長女が偽りの自分に気がつき、本当の幸せのために人生を歩んでいる姿を見るのは、長女研究家としてとてもうれしいことである。
ちなみに、あなたがアデプトプログラムをすでに受けている長女ならば、プログラムの中で話される「Path(パス)」を進むことで、自分の内面や価値観が大きく変わり、想いもしなかった人生へと加速していく。
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おわりに
あらためまして、長女研究家の稀子(きこ)です。
さて、今回の記事はいかがだったでしょうか。
親子関係を強烈にこじらせていればいるほど、何とも信じられない!認めたくない!という内容だったかと思います。
ただ、ここまでこの記事を読みすすめたあなたはもうお分かりだと思いますが、あなたが大人へと成長している場合、必ずあなたは親の愛を受けているのです。
あなたの両親は、ちゃんとあなたに愛情をかけてきた。
だけど、それがあなたが望む愛とは違っただけなのです。
だからこそ、見逃してしまった愛にしっかり気がつくことが大切だと私はあなたに伝えたい。
ただ、親に愛されなかったと感じている長女のあなたであれば、親に恐怖心も感じているかと思います。
私がずっとお勧めしているアデプトプログラムでは、きちんと自分の人生の問題にも対処できるパワーや知識も得ることができます。
ぜひ、人生に取り入れていただければと思います。
では、また別の記事でお会いしましょう!
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COJILabo.編集長 長女研究家 櫻本稀子(さくらもときこ)
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長女研究家 櫻本稀子のセッションが受けられる
スピリチュアル・ビューティーサロン
「K’s Royal World」
アデプトプログラムの詳細もこちらから
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この記事を書いた人
- 1980年4月2日生まれ。スピリチュアル・ビューティーサロン代表。弟が生まれた3歳から「両親から愛されていない」と思い込み、長女をこじらせはじめる。だが、2015年に受講した「アデプトプログラム」をきっかけにたった2年半でこじらせた親子関係を修復。その経験から長女特有の「ネガティブパターン」に気がつく。このパターンを全ての長女が理解すれば「みんながもっと簡単に幸せになれる!」と思い、長女研究家として本サイトCOJILabo.にて長女が幸せになるコツを配信中。→詳しいプロフィールはこちら
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