<ハーレムの一員にされかける!?>
私生活が死生活だったころのストーリ―第2弾。25歳で結婚すると信じていた男に電話一本で振られてから、その傷を引きずり続けて不毛な恋を繰り返していた私。それは30代になても変わらない。心の隙間をなんとしてでも埋めたかったあの頃の恋愛にスポットを当てて私の暗黒時代をぶっちゃけよう。
第1弾にあたる「【第13幕】死にたい気持ちと隣り合わせ。30代、私生活が死性活でしかなかったあの頃。」を読んでいなくても問題ないですが、気になる方は13幕からどうぞ。
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目次
愛されたいのに信じられない
週末ウツで死にたい病だった私は、人との関係にこんな悩みも抱えていた。
「私のことを好きだ好きだと慕ってくれる人ほど決まって私から離れて行き、二度と会えなくなること」
男女問わず友人にもこのことが当てはまるこのだか、特に私に告白してきたメンズたちがこれに当たった。
なぜか私は一目惚れされることが多く、そのほとんどがイタリア人のごとく出会ったその日から熱烈に口説くタイプ。
私としては、あまり相手のことがあまり好きじゃなくてもその熱意と日頃の寂しさから告白をOKしてしまう。
しかし、付き合って3か月もすれば相手から別れを告げられる。
それを幾度となく繰り返していた。
まぁ、告白されても3か月以内に相手から振られる原因は、「相手を信じられない」という私の懐疑心が原因だったことは、なんとなくそのころから自覚していた。
両親からさえ愛されてる自信がなく、常に自分が女性であることにも自信が持てずにいたので、「好きだ」「愛してる」と言われるたびに不安になっていたのだ。
だから、彼氏にあえて愛を試すようなことをしたり、言ったりすることを繰り返してしまったのが、それが明らかな敗因なのだ。
最終的には、愛を試すつもりが男のプライドを深く傷つけることを言ってしまい、THE END。
あっけなくフラれ、連絡さえ取れなくなるのだった。
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演じきれないいい女
つき合うまではクールで理解ある大人の女を演じることができるのだが、付き合ってしまうと彼の気持ちを繋ぎとめることに必死になってしまう。
常に心は落ち着かず、自分の言動がおかしくなっていく。
つき合って好きになってしまうと自分の感情をコントロールできないのだ。
そんな状態をずっと繰り返していた。
ちなみに、最近になって男性は自分の「能力」を疑われると100年の恋も一気に冷めると言うことを知り、愛を試す行為を繰り返していた自分に猛反省した。
なお、私は好きになった人には、率先して告白をするタイプなのだが、返事をもらえなかったり、第二婦人ならOK的な扱いを幾度となく受ける。
ちなみに、過去に一番驚いた残念エピソードがあるので紹介しよう。
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ふたを開けてみればハーレム要員
約1年かけて口説いてきた男を好きになってみれば、複数いるハーレム女子(セフレ)のひとりにさせられそうになったのだ。
マンガやドラマ以外に本当にそんな男がいたことは驚きであった。
さすがにハーレム(セフレ)のひとりなんてまっぴらごめんだったので、直ぐにその男からは距離を置いた。
今では笑い話でしかないが、当時はものすごくショックで自分が嫌になった。
ショックを紛らわせようと大嫌いなタバコを男友達からもらい、吸えもしないのにわざとタバコを吸って自分を傷つけるという自傷行為をしてなんとか正気を保とうとした。
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好きな人に好かれず好きじゃない人に好かれる
好きな人とはつき合えず、好きじゃない人に告白されるが付き合ったらすぐに振られる。
そんなことが繰り返されていたのだった。
「好きな人に好かれず好きじゃない人に好かれる」ことも当時は「なぜなんだ!」と発狂したくなるくらい意味が不明で悩みのひとつだった。
でも今では、なぜそうなのかわかってスッキリしている。
ちなみに答えは簡単。
好きじゃない男の前では素を見せて、勝手に楽しそうにしていたからだ。
好かれようと偽りの仮面をかぶり男の世話を焼いている様では、男のハートはつかめないのだ。
この話はまた別の機会に詳しく語ろう。
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失恋するたびに思い出す2人のメンズ
さて、失恋するたびに、自分には女としての魅力がないのだと深く落ち込み、女としての自信がしゅるしゅると縮んでいった私。
そんな私を大粒の涙を流しながら自分でなだめていた。
失恋のたびに、女としての自信を無くし悲しくなるだけならよかったのだが、必ず過去の苦しい恋をリアルに思い出すことが私をさらに追いこんだ。
過去の苦しい恋で思い出すメンズは2人。
ひとりは、結婚すると思い込んでいたが25歳の時に電話一本で別れを告げてきたY氏。
もうひとりは19歳の時に事故で亡くなった私の人生で最も心のつながりを感じ、心の底から愛していると言えるT君だ。
失恋するたびに、彼らと過ごした楽しい時間の夢を見て起きるとものすごい喪失感を感じて涙を流す。
そしてその後一番つらかったシーンを思い出し、さらに重たい気持ちになる。
失恋するたびに、2人のことをリアルな感情と体感と共に思い出してしまうことが、現実で起こった失恋の傷をさらにえぐった。
この頃は、10年以上たっても過去を引きずっている自分が嫌で嫌で仕方なかった。
この苦しみの呪縛から抜け出したい!そう強く思っていた。
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心の支えはイケメン王子とイケメンSP
そんな不毛な恋愛を繰り返し、週末ウツ時代の私には1つだけ心の支えと言えるものがあった。
今から話すことは、おそらく誰にも言ったことがない本邦初公開の過去話。
私生活が死生活でしかなかった暗黒期、私の心の支えはイケメン王子やイケメンSPたちだった。
何のことかというと、乙女ゲーム「恋愛シミュレーションゲーム」のメンズたちである。
現実の恋愛がうまくいかない私は、ベッドに横たわりながらも携帯1つで楽しめる「恋愛シミュレーションゲーム」のイケメンたちとの恋に没頭していたのだった。
完全に現実逃避である。
はじめの頃は、無料で遊べる範囲で楽しんでいたのだが、最終的には課金するまでにハマっていた。
当時の私が楽しんでいたのは「王子様のプロポーズ」「恋人は専属SP」「誓いのキスは突然に」というボルテージの作品。
彼らとの会話に対してどんな返事を選択するかで恋の進行具合とエンディングが変わるので、そのキャラが何を選択すれば喜ぶのか真剣に考え攻略することに燃えていた。
そしてキュンキュンする言葉にひとりでニヤニヤし、美麗な画像がたまることに満足していた。
乙ゲー万歳である。
しばらくの間は、課金を重ねながらイケメンたちに心を奪われていたが、やはりある時「このまま逃避してても何も変わらない」そう思う日がやってきた。
「現実から目をそむけても何も変わらない。」
そう思い、いつも私にだけ夢中で素敵な言葉をかけてくれる美しきイケメンたちに後ろ髪を惹かれながらも恋愛シミュレーションゲームを解約し、彼らに永遠の別れを告げたのであった。
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おわりに
「結婚して幸せになりたい!」そんな思いが強かった私にとって、結婚の手前にある恋愛がうまくできないことは非常に苦しく辛いことでした。
そして、失恋するたびに女である自分に対する自信を失うばかり。
この頃の私は「若さ」も女の重要な価値だと考えていたので年を重ねていくことも怖かった。
女子力を磨けど私だけを愛してくれる男に出会えない。
いつも声をかけてくるのは女性にだらしがないプレイボーイばかり。
そして、いい女を演じてカッコつけてみても、好きになってしまうと嫉妬心と嫌われたくない必死さから情緒不安定になってしまう。
そんな自分が嫌だった。
今ならダメンズばかりを好きになったりダメンズに好かれていた理由もはっきりわかります。
「自分を大切にしていない」ことと「誰かに幸せにしてもらおうとしていた」ことが原因だったのです。
でも、当時の私にはそんなことはちっともわかりませんでした。
また、かつての私が「愛されたいのに相手を信じられない」そんな状態におちいっていた理由も今ならよくわかります。
その理由は「自分との信頼関係が希薄だった」からなのです。
多くの長女が、自分の気持ちより他人の気持ちや評価を優先する日々を長くすごしてしまっているので、自分との信頼関係が希薄になっているのです。
もっとわかりやすくするなら、自分の気持ちが正しく分からないのです。
だから、自分が傷つく不倫や不毛な恋愛をしてもやめられない。
むしろ、こんな私を好きと言ってくれるならとズルズルはまってしまうのです。
長女が幸せになるには、しっかりと自分の心の声を聞き、自分との信頼関係をとり戻すことが必要なのです。
こんなことが分かるようになったのも2015年にアデプトプログラムに出会い形而上学を学ぶようになってから。
2015年まで私はまだまだ色んな事に苦しみます。
さて、イケメン王子やイケメンSPと泣く泣く別れた私は天職探しに勤しむこととなります。
こじらせ長女の天職探しとはこれいかに!?
COJILabo.編集長 長女研究家 櫻本稀子(さくらもときこ)
長女研究家 櫻本稀子のセッションが受けられる
スピリチュアル・ビューティーサロン「K’s Royal World」
アデプトプログラムの詳細もこちらから↓
この記事を書いた人

- 1980年4月2日生まれ。スピリチュアル・ビューティーサロン代表。弟が生まれた3歳から「両親から愛されていない」と思い込み、長女をこじらせはじめる。だが、2015年に受講した「アデプトプログラム」をきっかけにたった2年半でこじらせた親子関係を修復。その経験から長女特有の「ネガティブパターン」に気がつく。このパターンを全ての長女が理解すれば「みんながもっと簡単に幸せになれる!」と思い、長女研究家として本サイトCOJILabo.にて長女が幸せになるコツを配信中。→詳しいプロフィールはこちら
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