長女で負けず嫌い

ストーリー

長女で負けず嫌い。「人に勝つこと」しか考えられなかったあの頃。<ブラック企業物語【第1話】>

長女研究家の稀子(きこ)です。かつての私は長女をこじらせていたために、「何かを成し遂げていない自分には価値がない」そう本気で思っていた。「親から愛されていない」そう思ったことがある長女であれば、私と同じように「達成=自らの価値」「失敗=死」というおかしな公式に自ら苦しんでいるはず。

現在の私は、「達成=自らの価値」「失敗=死」というおかしな公式では生きてはいないのだが、社会人になったばかりの23歳から10年以上「男に負けたくない」「馬鹿な女にはなりたくない」「白黒はっきりさせたい」「すべては勝ち負け」というおかしな価値観の中て生きていた。

きっと「ロジカル思考の強い長女」なら、仕事を通して同じような思いをしているはず。

さて、「ブラック企業物語」では、長女研究家である私がブラック企業で働く中での苦悩と成長、考え方の変化をシリーズで綴っていこうと思っている。

毎回記事のおわりには、長女研究家として今だから言える考察を記していくのでぜひ、最後までお読みいただきたい。

新入社員代表挨拶

こじらせ長女ストーリー「就活の苦悩。就職できなければ人生終わりだと本気で思っていたあの頃。」で語ったように「選択肢が何もない中で自由に選べ」と言われると「何も選べない自分」がいることに愕然とし、「就職できなければ人生終わり」と思っていた私も無事に就職を決める。

私が就職したのは、当時テレビでも注目され伸び盛りだった低価格雑貨ショップを展開する企業だった。

23歳の私は、その企業の中で商品部に入れるよう意気込み、これから始まる社会人生活に不安とトキメキを抱いていた。

入社式を間近に控えた私は「入社式で新入社員代表挨拶とかできたらカッコいいなー」なんてことを考えていた。

そんな矢先、なんと会社から「新入生代表挨拶を頼みたい」との依頼があった。

それを聞いた私は、ドキドキ緊張しながらも「よっしゃー、気合入れて望むぞ!」と心の中でガッツポーズをしながら依頼を快諾した。

先輩に対する果たし状

それから急いであいさつ文を考え会社に提出した数日後、再び会社の人事担当から連絡が入る。

取締役に電話を変わられ「誤字脱字は直してもらうとして、元気があってよろしい」とのコメントをもらう。

今思うと、元気だけを褒められ恥ずかしい限りである。

さて、私が書いた新入社員代表挨拶がどんなものであったかというと、これも笑ってしまうのだが、「果たし状」である。

「先輩たちに負けません」しか言っていないような内容だったのだ。

この頃の私、といより2015年の2月にアデプトプログラムを受けるまでの私は、「勝つこと」にしか興味がなかった。

「勝つか負けるか」ど、ものごとを判断していたのだ。

さらに23歳の頃の私は、若さゆえの怖いもの知らず。

今ではなんでそんなに自信があったのかよくわからないが、仕事においては自分に「絶対的な自信」があったのだ。

今となっては「20代特有の恐れのない感覚」と「人を見下しながら生きるクセ」がものすごいハーモニーを織りなしていたとしか思えないのだが、この頃の私はそんなことを知る由もなかった。

さて、250名くらいの新入社員がいた中、新入社員代表に選ばれたことは、私の怖いもの知らずは加速していくこととなる。

入社後も続く自己アピールバトル

私が入社した企業は、職種別採用を行わない「オープンスタイル」での採用だったため、入社後は全員が店舗で研修を受ける。

そしてその後、仮配属が行われたのちに本配属されるという流れになっていた。

約250名の同期の多くは「商品部に入りたい!」そう願っていた。

だが、商品部に入れるのは10名足らず。

就活は終えているが、入社後も多くの人が自分の希望の部署を目指して自己アピールを続けていた。

もちろん怖いもの知らずの稀子さんもその一人。

店舗研修でも自主的に動き、いろんなことを提案し、高評価を得られるように全力で仕事をしていた。

帰りの電車では右に左にぐわんぐわん揺れながら眠るくらい、毎日へとへとだった。

徹底的なお客さま目線教育

私が入社した企業は、徹底的にお客さま主義で、商品の陳列時にもお客さまの邪魔にならない方法などを厳しく叩きこまれた。

例えば、商品の並んでいる棚の下に、ストックボックスと言われる在庫を入れる引き出しがあるのだが、これを引き出したら必ず、引き出しの左右どちらかに座り、ササッと商品を出すことが義務つけられていた。

ストックボックスを引き出して、正面で作業をしていたらお客さまの通行を邪魔してしまうので、許されない行為となる。

徹底的なお客さま視点教育が染みついているでいるので、今でもお店に行くとイライラすることがある。

どんな時かと言えば、お客さまより店員が自分の仕事を優先したり、お客さまの移動の邪魔になるような行動をとる店員を見ると「ちょっと変われ、こうやるんだよ!」と、お笑いトリオ「我が家」のコントのように変わってやりたくなる。

話がそれたが、店舗研修後の仮配属で私は念願だった「商品部」に配属され、このまま絶対商品部に残る!と意気込んでいた。

この日から同期10数名は全員仲間であり敵であった。

この頃の私は本当に恐ろしいほど負けず嫌いで、勝つか負けるかがすべてだった。

おわりに(長女研究家としての考察)

さて、私のブラック企業ストーリはまだまだ続いていくのですが、第1話はここまで。

改めまして長女研究家の稀子(きこ)です。

冒頭でもお話ししましたが、かつての私は長女をこじらせていたために「何かを成し遂げていない自分には価値がない」そう本気で思っていました。

「親から愛されていない」そう思ったことがある長女であれば、私と同じように「達成=自らの価値」「失敗=死」というおかしな公式に自ら苦しんでいるのではないでしょうか。

こうなった時にあなたが左脳よりのロジカル派だと、相手に勝つことが優先され「勝ち負け」でしか物事を判断できなくなってしまいます。

そして、「達成=自らの価値」「失敗=死」この公式で生きている限り、心休まる日が永遠に来ない。

宇宙の理としては、女性に生まれて来たのなら「ただ存在するだけで価値がある」そう思えるのが当たり前なのです。

でも、長女として生まれ、男性優位の社会の中で長らく過ごしてしまうと、この「ただ存在するだけで価値がある」という女性性を忘れ去ってしいます。

というより「何もしないでなぜ価値があるの?」と女性性がどういうことなのかさえ理解ができなくなります。

この「女性性」が理解できないと、性別として自分が女であることには違和感がないのに、自らの女性性を受け入れられないなんていうことになっていきます。

「男に負けたくない」「馬鹿な女にはなりたくない」「白黒はっきりさせたい」「すべては勝ち負け」という価値観の中て生きているままでは、真の女性性が花開くことがありません。

こうなった時、男性性のエネルギーが強くなり容姿にその影響が現れます。

見た目が「美人だけどオス」「可愛いけどオス」、20歳以降なにも努力をしていなければ「おじさんかおばさんか分からない性別不詳」な~んてことになってしまうのです。

「男に負けたくない」「馬鹿な女にはなりたくない」「白黒はっきりさせたい」「すべては勝ち負け」という、男性性優位な自分に気がついたあなたは、もっと美しくかわいらしい顔立ちになれると覚えておいてください。

お仕事から話はそれてしまいましたが、現代社会では女性が「女性性」を見失いやすいと覚えておいていただければと思います。

もしもあなたが、もっと自らの「女性性」を引き出したいと思った時には、私のサロンサイトものぞいてみてください。

ブラック企業物語第2話はこちらからお楽しみくださいませ~。

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COJILabo.編集長 長女研究家 櫻本稀子(さくらもときこ)

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この記事を書いた人

長女研究家 櫻本稀子
長女研究家 櫻本稀子
1980年4月2日生まれ。スピリチュアル・ビューティーサロン代表。弟が生まれた3歳から「両親から愛されていない」と思い込み、長女をこじらせはじめる。だが、2015年に受講した「アデプトプログラム」をきっかけにたった2年半でこじらせた親子関係を修復。その経験から長女特有の「ネガティブパターン」に気がつく。このパターンを全ての長女が理解すれば「みんながもっと簡単に幸せになれる!」と思い、長女研究家として本サイトCOJILabo.にて長女が幸せになるコツを配信中。→詳しいプロフィールはこちら

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