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ストーリー

  (最終更新日:2018.03.7)

【第11幕-番外編その2】大人の社会科見学。いちOLがストリップ劇場へ。

こちらの記事は「【第11幕-後編】人生の歯車が狂いだした25歳。新たな価値観。」の番外編

「ストリッ プ劇場」この名を聞いてあなたは何を思うだろうか。いかがわしい?そんなところに通う男の気が知れない?一度は行ってみたい?おそらく多くの女性が生涯で足を踏み入れることなく終わることが多い場所であろう。実は私は今から10年以上前、25歳の時にストリップ劇場へお客として足を運んだ経験がある。なぜ、足を運んだかと言うと「世間知らずを克服するため」である。おいおい、世間知らずの克服がなぜにストリッ プ劇場へとつながるんだ!と目が点になったあなたにその理由をお話ししていこう。

私がストリッ プ劇場に行ったその理由とは?ストリッ プ劇場とはいったいどんなところだったのか!?

世間知らずのバカ女

まずは当時の私について語ろう。

25歳の私は、結婚すると勝手に信じていた男から電話1本で振られるという実に悲しい体験をしていた。

この悲しい体験をする直前の私は「嫌な実家から逃げたしたい!」「イヤな仕事をしないですむ専業主婦になりたい!」という、激しくよこしまな理由で結婚に焦っていた。

そんな思いが彼を追い詰め、結局は自分の首を絞める結果となったのだ。

彼を失い、失意のどん底に落ちるていた私は「自分のヤバさ」に気がつき、恐怖に震えたのだ。

自分のヤバさとはこうである。

■彼にのめり込み彼との時間が全てだったので「趣味」も「週末に一緒に遊ぶ友達」も「本気でやりたい仕事」も何もない

■「世の中の仕組み」も「男心」もよくも知りもしないくせに、恋愛において「男はこうあるべき!」みたいなおかしな正義を振りかざしている

「これって、ただのバカ女なのでは!?」と気づき恐怖に震えたのだ。

カオス

この頃の私は、恋に恋する乙女的な感覚をもちながら、彼を私の理想へとコントロールしようとしていたのだ。

今だから言えるが、自分の期待に応えてくれないとすぐに機嫌を損ねるという最低の彼女であった。

さらに「男に負けたくない」そんな思いも心の根底にあり、彼のことは好きだけどどこかバカにもしていたのだ。

そのくせ、自分の女性性には自信が持てず「女としての価値」はすごく低く見積もっていたにいたので、「こんな私を愛してくれる男はもう現れない」なんて思いがあった。

だからこそ、彼が2回も浮気をしたにもかかわらず離れられなかったのだ。

今思うとこの頃の私は、カオスである。

カオス以外の何者でもない。

彼女以外に向けるエ ロ心が理解できない

さて、そんな「バカ女」だった自分に恐怖した私は自分の生き方を見直そうと考え始めた。

そして、「お酒を出すお店では働かせません!」「海外旅行!?誘拐されるからダメ!」という、それはギャクですか!?と言いたくなるような思考を持つ両親の元で育ってしまった私は、世間知らずすぎるのではないかと考えたのだ。

そこでなぜ、ストリップ劇場につながるのかというと、私は男性がお金を払ってでも通っている夜の世界を知らなすぎるのではないかと考えたからだ。

私を電話一本で振った彼も交際期間中、悪友と共に私からすればいかがわしい!ハレンチ!と思うお店に行っていた。

(なぜそんなことを知ったかは「【第11幕-後編】人生の歯車が狂いだした25歳。新たな価値観。」のストーリーで紹介した通りである。)

男心を知るためにも、世の中を知るためにも、その場所を実際に目にすれば何か私の考え方も変わるのではないかと思ったのだ。

なお、当時の私は今思えば大笑いなのだが「アンナミラーズ」というミニスカートで胸を強調したセクシーな制服のウエイトレスがいるレストランに、彼が行ったことを知っただけでもショックを受けていた。

涙をポロポロと流し「なぜそんなところに行くのだ。私のことは大事じゃないのか」と何時間も彼を責め立てたくらいだった。

要は、自分と付き合っている「男が彼女以外に向けるエ ロ心」に理解を示せなかったのである。

彼にフラれ自分を見つめ直した私は、「世間知らずすぎて心の余裕がないと相手の男性を苦しめるだけなのかもしれない」と反省し、世間知らず克服法として「いかがわしい!ハレンチ!」と言いたくなるような大人の夜のお店にお客として足を踏み入れようと決めたのだった。

大人のリアル社会科見学スタートである。

もちろん、ひとりで行った訳ではない。

【第11幕-後編】人生の歯車が狂いだした25歳。新たな価値観。」に登場した彼の悪友くんにナビゲーターをお願いして、いろいろな場所に連れていってもらったのだった。

その1つがストリップ劇場というわけだ。

ストリッ プ劇場とはこんな場所

この時私が訪れたのは池袋にある「ミカド劇場」。

当時はまだ埼玉県の実家に住んでおり、東京に住む人から「埼玉県民しかいない」と揶揄される池袋が私たちにとっては庭的場所であった。

ストリップ劇場に女性も入れるのかナビゲーターの彼も知らなかったので、まずは劇場の前に立っていたスタッフらしき男性に「女性も入れますか?」と聞いてもらったところから始まる。

スタッフの男性は、怪訝な顔などすることなく「もちろん大丈夫ですよ。ぜひどうぞ。」といった感じで我々の入場を促した。

チケットはナビゲーターくんが購入してくれたのだが、女性の場合入場料がお得なようだ。

劇場内に入ると中は薄暗く思っていたよりもその中はおもったよりも広い。(今、調べるとミカド劇場は他の劇場に比べると狭いらしい)

女性客は私以外には誰もいない。

舞台正面より少し右にずれた割と前の方の席に座り、開演を待つ。

私の中でストリッ プには、一人の踊り子さんしか登場しないイメージを勝手にしていたがこの日は3~4人くらいの踊り子さんが出演していた。

ちなみに、さすがにいまから10年以上前のその当時は、女性客は珍しいようで舞台の袖から踊り子のお姉さまたちが、私を指さして「みてみて女の子がいるよ~)的な会話をしているであろう姿も印象的だった。

演目スタート

「ストリッ プ=お色気たっぷりに服を脱ぐ」そんなイメージしかなかった私は、目の前で踊り子さんたちが繰り広げるパフォーマンスに驚いた。

いやらしいというより「美しい!」のだ。

正直、感動した!

ストリップなので、踊り子のお姉さまは衣装を脱いでいくのだが、その姿は一つの芸術であり、エ ロ エ ロな感じではなかったのだ。

踊り子さんによって、衣装や音楽、演出も個性があって、パフォーマンスとしてのクォリティも高くとっても楽しめた。

踊り子さんが変わるたびに、彼女たちが創り上げた世界観に引き込まれた。

そしてまた、踊り子さんの見せ場には場内から拍手が起こり、会場と踊り子さんが創り出す一体感もなんだか感動したのを覚えている。

本当に1つの芸術的な舞台なのだ。

ポラタイム

ストリッ プ劇場では、「ポラタイム」と呼ばれる踊り子さんと一緒にポラロイド写真が撮れる時間が設けられている。

踊り子さんにプレゼントを渡したりお話ししたりできる時間でもあり、アイドルの握手会的な位置づけと言えるだろう。

このポラタイムで「真のファン」か「にわかファン」かが分かってしまうという。

そのことを教えてくれたのはナビゲーターくんなのだが、彼は意気揚々と私に向かってこう語ってきた。

「ストリップ劇場でさ~、踊り子さんと一緒に写真が撮れるんだよ。で、その時に踊り子さんにM字開脚とかさせるのは素人でさー。本当のファンは、逆に洋服とか着させるんだよ~。いや~真のファンは違うねー。」

私はこの説明を聞き踊り子さんの真のファンの在り方に感心した。

ストリッ プ鑑賞を終えて

全ての演目が終わり、劇場を後にした私は「ちょっとはまりそ~」なんて思ってしまったくらい感激していた。

先にも述べたが「美しい」そんな印象が残ったのだ。

大人の社会科見学として、他にもいろいろな場所に出向いたが「ストリッ プ劇場」はまた行ってみてもいいかも!と思える場所となった。

私にとってストリップ劇場体験は、「自分の勝手なイメージで物事は判断してはいけない」ということを腑に落とす体験になった。

やはり、ネット上の文字情報や他人の話だけではなく、自ら体験しどう感じるかが大事だと思ったのだった。

この記事を読んでストリップ劇場に興味が湧いたという方は、お友達を誘って行ってみると自分の概念が壊れる、いい体験になるだろう。

ちなみに、今いろいろ調べてみると女性の初鑑賞なら「浅草ロック座」がおすすめらしい。

ポラタイムはなく、露出も少なくショー的要素が強いらしい。

劇場内もきれいなようだ。

ただ、場末感や昔ながらの踊り子さんとファンのやり取りみたいなのを見られるのは「池袋ミカド劇場」のようだ。

いつかCOJILaboメンバーが増えたら、希望者を募って大人の社会科見学をしてみるのも楽しいかもしれない。

おわりに 

さて、私が体験した大人の社会科見学のなかのひとつ「ストリッ プ劇場体験」はいかがだったでしょうか。

私はよく出会う人から「破天荒だ」とか「型破りだ」と言われたり、「会うたびになんだか癖になる」と言われることが多いのですが、おそらくこの時に経験した大人の社会科見学が私をそうさせている大きな要因のひとつだと理解しています。

厳しい両親の元であまり外界を知らずに過ごしてきた私は、かつてはガッチガッチに固い脳で色んな事が許せないタイプでした。

でも、25歳の女の転機を境にいろいろこじらせはしましたが、大人の社会科見学を通して世の中にはいろんな世界や価値観、趣味趣向ががあることを知りました。

そして、この大人の大人の社会科見学を通して「えーーー!!!」と思わず叫びそうになるような人々も数多く見て来たので、ちょっとやそっとじゃ動じないし器が育ちました。

自分の器を広げるには、やはり実際に経験することが大切です。

本を読んだり映像を見たり、話を聞きかじっただけではなかなか本当の器は広がっていきません。

インターネットが普及した今、何でも指一本で調べられ知ったような気分になれますが、実体験に勝るものはありません。

失恋という辛くて悲しい出来事がきっかけでしたが、大人の社会科見学はとても貴重な体験ができたと今でも思います。

さて、最後に私が思う魅力的な女性について2つお話して終わりましょう。

まず1つ目。

魅力的な女性というのは「自分の知ってる世界だけで人や物事を批判せず、実際に自分の目で見て感じて答えを出せる柔軟な女性」だと思います。

もしもあなたが、魅力的な女性を目指しながらも自分の世界だけで物事をジャッジしているようなら、ぜひこの瞬間から変えてみて欲しいです。

2つ目。

しっかり「NO!」を突きつけられる女性ほど魅力的であるということ。

これはストリップ嬢と真のファンの関係から思ったことなのですが、真のファンは好きな子をいたわり、好きな子の本当の望みを叶えます。

なのであなたの周りに「好きだ」「ファンです」と言いながらがあなたが本当は望んでいないことを強要してくるような相手がいたら、その相手にはNO!を突きつける強い心を持つ必要があるのです。

もちろん、ちゃんと自分がいい気分にならない理由は告げたうえでですが。

特に長女の場合、自分より他人の気持ちを先に考えてしていまうので、「相手が傷つくかもしれないから言えない!」と我慢してしまいます。

でもこれは、あなたを魅力的な女性から遠ざけてしまうことをよく覚えておいてください。

なぜなら、相手が傷つくかもと我慢している状態は「一番大切にすべき自分を傷つけている状態」だからです。

怒り狂って「NO!」なんて言う必要はありません。

しっかり嫌ななことは「嫌です」と相手に伝えられるスマートな女性として自分を大切に生きてまいりましょう!

COJILabo.編集長 長女研究家 櫻本稀子(さくらもときこ)

 

 

この記事を書いた人

長女研究家 櫻本稀子
長女研究家 櫻本稀子
1980年4月2日生まれ。スピリチュアル・ビューティーサロン代表。弟が生まれた3歳から「両親から愛されていない」と思い込み、長女をこじらせはじめる。だが、2015年に受講した「アデプトプログラム」をきっかけにたった2年半でこじらせた親子関係を修復。その経験から長女特有の「ネガティブパターン」に気がつく。このパターンを全ての長女が理解すれば「みんながもっと簡単に幸せになれる!」と思い、長女研究家として本サイトCOJILabo.にて長女が幸せになるコツを配信中。→詳しいプロフィールはこちら

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